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業務委託は、君のとこの社員じゃねーです

働き方が多岐にわたったと言うべきか、まあ簡単に言うと人件費を削って安く回転率を上げる方法を正社員以外に見出しているというだけなのだけれど、それによる弊害は確実にあって、それを企業側が割と認識していなくて、認識できたころには既に人手不足になるんだろうなあということを踏まえてのお話。

業務委託は労働者の働き方が増えたとか働き方の多様化とか言うけれど、得をするのは委託している側ばかりで委託を受けている側にはほぼほぼメリットはないだろうな。偽装請負が殆どだろうし。

 

わたしは年齢と性別の割にはパソコンに詳しいらしくて、よく教えて教えてと頼まれることが多いです。謎なんですけれどね。わたしはべつにパソコンを誰かに習った覚えはないですし、疑問があるなら眼の前のでかい箱に聞けばいいんですよ。おしえてぐぐる先生! なのにも関わらず良く聞かれるんですね、すごい普通の質問を。

でまあ答えることもあるんですけれどすごくくだらない質問。ほんとぐぐったら即出てきますよみたいな質問。だからわたしに聞くのかもしれないけれど。

ただ回数が多いとほんとうに、勉強して? 学んで? と思っちゃう。

 

わたしは誰かに習ったものじゃないから簡単に教えてしまうのかもしれないけれどもしこれがどこかのスクールとか参考書とか買って覚えたものだったら簡単には教えないだろうなと思う。というか絶対教えないと思う。だって自分の身銭を切って時間を使って覚えたものをタダで持っていかれそうになったらそれは拒否して当然だと思う。でも日本は技術力は無料だと思っている。パソコンもカスタマーサービスに電話するのはお金がかかるけれど、身近な人に尋ねるのは無料だと思っている。それは間違いなのです。カスタマーサービスも身近な人も、技術を持っているということは同じなのです。

 

とあるソフトの使い方を正社員の方に教えてほしいという打診がありまして。

わたしはいやだなあと思いました。当然ですよね。わたし業務委託。彼は正社員。

経費でソフトの本買えるんですよ。そんなの、不公平じゃないですか。不平等です。

 

でも彼は気にしないんです。便利機能をわたしが使ってるのをちら見して、「今度教えてもらおうーっと★」と言うんですよ。わたしはきっと聞かれたら教えてしまうんでしょうけれど、それは円滑に仕事を進めるためで本心では絶対に教えたくないです。だってあなたは正社員。わたしは来年にはサラバする業務委託。どうしてノウハウが残ると思うのかしら。どうして労力や知力が誰かに蓄積されると思うのかしら。これが外注、だから外注なのです。

 

派遣のときもそうだったけれど、能力や技術はタダではないし、労働契約も雇用契約もない関係制なのに、無料で教えて★はちょっと道理が通らないと思うんすよね。だって業務委託って言ってみればあれですよ、取引先の人間ですよ。取引先の人間にそんなフランクに言いますか。教えてちゃんになりますか。わたし取引先の社長ですよ、個人経営なんでね! 最悪契約終わりますよ! とまあ言ったところで本音は言いませんけれど。

業務委託の問題点って割とここなんですよね。業務委託元が分かってないんです。他社の人だってことを分かっていないので、仕事に関して口挟むし、業務は断らせないし、定時も作ってしまう。まるで自分のところの非正規扱いです。いやいやわたしは社外の人ですよ。君のとこの社員じゃねーです。

| 2018.07.16 Monday | 雑記 | 壱原 | 拍手ビンタ |

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